結婚してしばらく経っても妊娠しないので、病院に行ってみようかと思い始めたのは結婚2年目のことでした。
「まあそのうちできるでしょ」と思っていた気持ちが、少しずつ焦りに変わっていた時期です。
■ はじめての婦人科
正直、婦人科に行くのはハードルが高かったです。何を聞かれるのか、何をされるのか、何もわからなくて不安でした。でも、意を決して予約して行ってみると、先生は丁寧に説明してくれて、まずは基礎体温を記録することと、いくつかの検査をすることになりました。
基礎体温をつけてみると、グラフがなんとなくきれいな二相性になっていない。「ちゃんと排卵してるのかな?」という疑問が出てきました。
■ 無排卵と言われた日
検査の結果、無排卵であることがわかりました。
排卵していないから、当然妊娠できない。「そういうことだったんだ」と腑に落ちる気持ちと同時に、「じゃあどうすれば?」という不安が一気に押し寄せてきました。
先生から「治療をしていきましょう」と言われて、いよいよ「不妊治療」が始まりました。
■ 誰にも言えなかった
不妊治療を始めたこと、夫以外にはしばらく誰にも言えませんでした。両親にも義両親にも、友人にも。
「子どもはまだ?」という言葉がプレッシャーになるのが怖くて、ひっそりと通院する日々が続きました。でも一人で抱えているのも、それはそれでしんどかったです。
今は不妊治療のことをオープンに話せる社会になってきていますが、当時はまだまだ「隠すもの」という空気があったように思います。
次回は人工授精の記録を書きます。

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