結婚すると、交友関係まで口出しされるとは思っていませんでした。
「その子とはもう会わなくていいんじゃない?」
最初に言われたとき、冗談かと思いました。でも夫は本気でした。
■ 友人への干渉が始まった
きっかけは小さなことでした。学生時代からの友人と久しぶりに食事に行こうとしたとき、「誰と行くの?」「何時に帰るの?」と細かく聞いてきて、友人の名前を伝えると「その子、あんまりよくない影響があると思う」と言い出したんです。
理由を聞いても「なんとなく」「雰囲気が」という曖昧なものばかり。でも夫が嫌がるなら…と思って、だんだん友人との約束を断るようになっていきました。
■ 孤立していく感覚
友人と会わなくなると、当然ながら連絡も減って、気づけばほとんどの友人関係が薄れていました。
困ったときに話せる人がいない。愚痴を聞いてくれる人がいない。家の中で何かあっても、相談相手がいない。
その孤独感は想像以上に大きかったです。家の外とのつながりが細くなるにつれて、「これが普通なのかな」という感覚が強まって、自分の状況を客観視することも難しくなっていきました。
■ 孤立が「我慢を当たり前にする」
今思えば、友人関係を断ち切られることで、比較する基準がなくなっていったんだと思います。
「他の家庭はどうなのか」「これって普通じゃないよね?」と聞いてくれる人がいないから、おかしいことでもおかしいと気づきにくくなる。友人との関係を保つことが、どれだけ大切かを失ってから気づきました。
■ 今は
今はいくつかの友人関係を少しずつ取り戻しています。連絡してみると、向こうも待っていてくれたことがわかって、泣きそうになりました。
人とのつながりって、本当に大切です。

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